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安全な建物とは 

こんにちは カナデホームの浅田佳宏です
カナデホームは全棟を長期優良住宅で創りあげています

先日お客様から私が3年ほど前に書いたブログのお話があり
真摯に取り組む姿勢がしっかりと伝わってくるとの、お褒めの言葉を頂き
うれしいかぎりです

改めて当時のブログを再掲載します

それでは始めます

 

 

最近の分譲住宅は1区画の土地を30坪以下に区切って
25坪くらいの家を建てて販売するのが主流となっています

一般の住宅取得者においては、出来上った家を打合せも無しで購入するのですから
出来上っていく過程はほとんどわかっていないと思います

特に重要な家の骨組み
とりわけカナデホームでも最も重視している基礎工事の段階は
家が出来上る過程の初期段階ですから、当然と言ってしまえばそれまでです

↓ 下の写真は分譲住宅の基礎コンクリートの写真です
基礎が地盤より下に打ち込まれていません

何を考慮しなくてはいけないのか
ここ数年の異常気象から派生している突風や竜巻
北関東で多発した竜巻の現地調査を行った学識者が
現地での調査を経て大学での風洞実験をしたところ
木造家屋の基礎が地盤面より下に、最低30cm(300mm)根入れされていない家は
竜巻で基礎ごと家が浮き上がるという実験結果を導き出しました
上記の写真の基礎は、赤い水平ラインが
捨てコンクリートと呼ばれる部分であり、基礎自体は
その上から施工されています
↓また〇印の金物が残置されています
金属の腐食が、コンクリートに及ぼす影響が心配です

↓カナデホームの標準仕様

以前築35年の家の解体に携わった時、解体工事をお願いした
解体屋の社長曰く
「今まで数々の家を壊してきましたが、この家は外壁は昔ながらの
リシン壁仕上げ、室内も真壁の塗り壁仕上げだけど
クラックが1本も入っていない・・・・!?」
こんな電話が私の元に入り、現地に足を運び
興味深さも手伝ってか、解体工事の過程を、じっくりと見守っていました
そこでこんなことに気が付きました
築35年の家は、私がリフォームで日頃お世話になっている
三島市のY様の御親戚の家でした
住まい人がいなくなり、しばらく空家でしたが
解体して駐車場にする工事を行いました
↓Y様邸

↓解体工事が始まりました

↓建物本体を撤去し、残すは基礎の解体


↑35年前の基礎にしては、布基礎が細かく施工されています

基礎の解体の過程でこんなことがわかりました
35年前の家の基礎は、写真のように細かく布基礎が設置されていません
解りやすく言うと、もっと大雑把で少ないのが現状
Y様邸は数多く布基礎が入っています
↓次にわかったこと

上記の写真の赤の矢印は、布基礎の立ち上がりの長さを示しています
この長さが通常の家の倍近くあります
つまり、通常の家と比べて、地盤面からの基礎の根入れが深いということです
布基礎のベース部分は地盤面より概ね80~90cm下に入っていました
結論!!!
・地中深い基礎は家を安定させ、建物のメンテナンスを極力抑える工夫がある!
・昔ながらの家づくりには、先人の知恵が凝縮されていて、確かな技術の裏付けが
ぎっしりと詰まっている

現在基礎工事は、地震対策やコストの関係でべた基礎が主流です
カナデホームの基礎工事も、しっかりりとした技術の裏付けの上に
施工しています
それは
・耐震等級3が基本
↓入念な基礎工事 砕石のランマー転圧

↓基礎砕石の厚みの確認記録写真

コンクリートの強度は 24n/mm2が標準です ←大規模修繕が不要期間65年
外周部布基礎と耐圧盤は同時打設
↓同時打設

テストピースの採取

基礎根入れとコンクリート出来形の記録写真

地中梁の設置

柱の引抜け防止のための、基礎の補強筋

排水管スリーブ廻りの入念な補強筋の記録写真

2階小屋裏までの、柱引抜け防止貫通ボルト
この貫通ボルトは、著名な構造の先生よりご教授頂きました
コストを抑え、最も地震対策が発揮できる優れもの
この工法も昔ながらの先人の知恵です


制震装置搭載
↓地震の揺れを吸収して熱エネルギーに変換する制震装置

基礎の天端は、昔ながらの左官工事 モルタル塗り

耐震等級3を確保する 構造用面材 ハイベストウッド
防蟻認定も取得しています

下屋の水平構面を確保する構造用合板設置の記録写真
耐震等級3確保には必須です

これらの工事記録写真はほんの一部です
まだまだ奥深い現場の監理が必要です

安全な建物とは、このような地道な作業を経て出来上がります

みなさんも、自らが工事をお願いしようとしている会社に
しっかりと問いただしましょう
「安全な建物とは・・・・・・」

 

長々と長文をご一読頂きありがとうございました

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