アーカイブ 丁寧な仕事を心掛けています
昔の記事で、最近よく読まれているお話をします
維持管理や耐久性に関することのアーカイブです
こんにちは カナデホームの浅田佳宏です
カナデホームは全棟を長期優良住宅で創りあげています
来年の1月に、完成見学会を予定しているY様邸
室内では床に、30mmの相生杉を張っています
1階の大黒柱部分の傘木の加工の状態
床の相生杉を利用し、傘木を加工取付
両側からサンドイッチしましたが、継ぎ目は皆無
みごとな仕上がりです↓
外壁は第1回目のモルタル塗が完了したところです
外壁塗の工程も、入念に丁寧に行っています
外壁のモルタルを塗る前の工程を説明します
まず、透湿防水シートと縦胴縁の固定が終わった状態です
↑カナデホームの外壁は通気工法になっています
室内の水蒸気を外部に面する壁の中を通過させ、自然排出しています
断熱材は、水蒸気を効率よく排出するセルロースファイバー
石油系の断熱材では得られない、快適な空間をご提供しています
白く見えるシートは透湿防水シート
外部からの雨は侵入させず、内部からの水蒸気は透過させる優れもの
このシートの上に縦胴縁(タテドウブチ)と呼ばれる杉の板を打ち付けます
この縦胴縁の厚みは18mm この厚みの空間に空気が流れ
室内の水蒸気を効率よく排出しています
↑縦胴縁の固定が終わりました
透湿防水シート張りの状態で、細かな雨漏り対策があります
まずは外部に露出するパイプ廻りの防水処理↓
↓透湿防水シートを張る前のアルミサッシ廻りの先行ゴムシート張り
↑なぜこんな事をするのか!!
アルミサッシは長方形の形をしています
上下左右4本の部材をねじでそれぞれ固定して四角い枠ができます
直角の角の部分は特殊なゴム状の防水パッキンで止水してありますが
どうしても長期に渡り劣化します
雨水がサッシの角部分にしみ込んだとき、そのパッキンの劣化によって
雨漏りが発生することがまれにあります(20年以上先のことですが)
その時に建物内部に雨水を侵入させない補助的な意味合いで
「先行ゴムシート」を取り付けてから、アルミサッシを取り付けます
*注意点は、外壁の通気工法のみに有効な工法です
透湿防水シートの屋根合板面までの立ち上げ↓
通気のための縦胴縁の記録↓
この工程後、モルタルを塗るための下地である
アラシ貫を水平に打ち付けます↓
アラシ貫の寸法の記録↑
このアラシ貫の上にモルタルを塗るための透湿防水シート
「ラミテクト」を張ります
施工実績は静岡県東部でもカナデホームだけでしょう!
モルタル裏側の汗をかいた部分の湿気をしっかりと排出してくれます
でも雨は通さないという優れもの↓
モルタルを固定するための網「ラス網」の記録↑
ラミテクト張りの際も、取り合いの部分はコーキング処理を入念にしています
↑ラミテクト張りの完了
この後「ラス網」を固定して、第1回目のモルタルを塗ります↓
↑第1回目のモルタルが塗り終わりました
このまま天候にもよりますが≒10日間位養生をします
外壁工事1つとっても、細かな工程が数多くあります
みなさんは知っていましたか!!
現場を監理する工事人がいない現場が数多くあります
ほとんどの会社は現場の職人任せです
さも自分が監理したかのように写っている写真は、現場の職人さんに
撮らせたものです
そんな現場でお家づくりを進めて大丈夫でしょうか!?
ここまでじっくり読んだ方は、本当の意味での「失敗しない🏠づくり」が実現します
長くて読むのが面倒くさくなった方は・・・・・・・
耐久性があり、次の世代まで快適に過ごせる家づくり
皆さんも🏠づくりを頼んでいる会社に、改めて問いただしましょう
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