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国産材

生産者の顔が見える家づくり(4)

こんにちは カナデホーム の住空間プロデューサー浅田佳宏です。
7月25日(金)
朝食をすませ、バスに乗り込んで「相生杉」の産地へ向かいました
徳島市内のホテルから車で2時間半くらいかかります
(有)平井製材の平井社長に最初に案内されたのが、組合の集積センターです

           ↑ 集積センター

           ↑ 山で伐採され運搬してきた木を荷降ろししているところ
 写真をみてわかるように、伐採した木は長くて運搬に支障があるため一定の長さに切断します
これを「玉切り」といいます
木は根元側を「元」といい、てっぺん側を「末」と呼びます
製材後は、元と末は見分けにくいものですが、柱のように家を支える重要な木材は
必ず元を下にして、自然の立木の生え方と同じ状態で用います
玉切りの長さは3m~4mですが、中には通し柱用の6mの物もあります
切断された順番に元から
「一番玉(元玉)」、「二番玉」、「三番玉」「四番玉」と呼ばれます

           ↑ 切断された「三番玉」の前で説明を受ける当方一行
              床材の「相生杉」には、この三番玉を使用します
              ちなみに柱材は二番玉を用います


            ↑ こちらは「四番玉」
 この後、ここにある原木の中から(有)平井製材さんが買い取ったものを
床材に切断するための施設、「製材所」へ向かいました

           ↑ 原木をフォークリフトで製材機にのせているところ

            ↑ 製材機で使用されている帯状の刃
               刃を持って説明しているのは平井社長さんです


             ↑ 原木が製材機にセットされ切断されるところ

            ↑ 原木が切断され始めたところ
            ↑ 原木が切断され始めたところ(拡大写真)

            ↑ 原木の1面が切断されました
この工程を4回繰り返すと、丸みが取れて四角い木材になります

 この後切断された原木は、加工所に運ばれます

           ↑ 加工所です
              製材所から車で20分くらいかかりました


           ↑ 製材所で加工され運ばれてきた相生杉
   実際すぐには床材に加工しません
   乾燥させてから加工します
   実際の工程及び期間はページの最後の欄に記載しましたので、そちらをご覧下さい

            ↑ 製材所で加工された原木を、機械で床材の大きさに加工します

           ↑ 床材の大きさに加工されました

           ↑ 節の悪いところをほじくり出しているところ

           ↑ ほじくりだした節の穴にウレタンを注入しているところ
   この後、注入したウレタンの乾くのを待って、再びプレーナーにかけて仕上げます

           ↑ プレーナー加工された床材を見ているところ
 ちなみに「相生杉」の床板ができるまでの工程です
伐採の時期は、毎年10月~翌年の3月の期間で、樹齢60年以上の原木です
葉枯し期間3~4ヶ月製材1週間桟積み3~4日間天然乾燥1ヶ月人工乾燥1週間養生1ヶ月サンダー仕上げ加工5日間

           ↑ 出荷をまつ「相生杉」の床材

           ↑ お世話になった平井社長さんと番頭さん
 長い長い期間を経て、そして数多くの生産者の方々の作業を得て
私たちの家づくりに生かされる国産材の木
世間では「エコライフ」などと言い環境にやさしいといわれる家電製品等が出回っていますが
自然にあるものを活用してこそ本当の「エコライフ」ではないかと私は思います
日本の国土の60~70%は森林です
そのうちの約半分以上が手付かずの状態で放置されています
家づくりに使われる木材のほとんどを輸入材に頼ってきた日本の住宅産業
改めて国産材の良さを見直してみませんか?
屋根及び床材に使用される構造用合板のほとんどは輸入材でできています
最近の原油価格の値上がりを受けて、合板を国産材で作る動きが出てきました
しかし、原油価格の高騰の為の見直し機運ではすぐに行き詰ってしまいます
日本の国土に眠っている資源を効率よく使えば、コストの面だけでなく
循環型の産業としてうまく活用できるはずです
ここ徳島にきて、そのことを改めて強く感じました

          ↑ 平井製材さんから頂いた相生杉のカットサンプル

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