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ー静岡木造塾ー 第3回

こんにちは カナデホーム の家守(家を守る)の浅田佳宏です。
 昨日は静岡の産業会館で先月に引き続き、しずおか木造塾に家内と
行ってきました
 第1部:「F.Lライトの設計手法を現在に生かす」
     講師:半田 雅俊氏
 第2部:「リノベーションを通して考えるストック住宅」
     講師:竹原 義二氏
 第1部の竹原雅俊先生は、1981年~1983年 
フランク・ロイド・ライトの設計組織タリアセン留学の経験を持ち
FLライトが手掛けた住宅を、自分の目で見て廻った異色の経歴

 アメリカのキッチンはダイニングが中央にあり
その脇に別室で、キッチンと控室が左右対称に配置(1904年)
さらに1933年には対面式キッチンの配列に変遷
 ライトは今から80年以上前に対面式キッチンでのキッチンを
提案実行しています
 ライトと言うと「帝国ホテル」の設計で有名ですが
この事実には驚きを隠せません
 
 その後、数年前からクローズアップされている少子化問題を含め
人口減少に伴う、ライフスタイルの変化を住宅にマッチングさせての講義

 そして温熱環境の分野からは、温暖化問題を重視した
夏涼しく暮らすため、断熱性能よりも日除けと通風の確保に重点を置いた
プランのお話があり、有意義な講義を聴くことができました
 第2部の竹原義二先生は
「 すべては無に始まり有に還る」という設計思想の持ち主
その考えは
「建築は何も無い場所から立ち上がる。
場の脈略を読み解き、場の力として再現する。
時代と共に希薄になる場の力・平面・空間・寸法・素材・構造・技術・家族・都市・
そして人、これらを再考し、練り上げ、構築する。
思いを一本の線に託し、図面に刻み込み、職人たちの手元へと届ける・・・・・」
      ↓続きは下記の文献をご覧ください
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex100414/index.htm
*上記の記述は2010年TOTO主催の「竹原義二展 素の建築」より抜粋
 デジタルに代表されるCAD図面書き全盛の世の中にあって
あくまでも手書きにこだわった図面を書かれる竹原先生
 前半は先生が手掛けた和風建築の作品を、素材の使いまわしの勘所を
スライドを交えて詳しく説明して頂きました
 会場には、先生が手掛けた作品の手書きの図面集が展示してあり
皆さん真剣なまなざしで図面に見入っていました
 柱、床材、梁などの建築素材をむげに加工することなく
ありのままの姿のまま、適材適所に配置
その理念は「不揃いであることを受け入れる・・・」
そんな設計思想です
  
      ↓先生のスライドを観ながら私が書いた手書きパース

 その後築100年の長屋の改修事例を、発表して頂きました
会場には先生のお手伝いとして、普段先生と改修工事を一緒に行っている
学生さんがアシスタントとして随行されていました
 その学生さんは、築100年の長屋の土壁の撤去工事を大工の親方と
一緒に行ったそうです
 女性の大学院生の方です
      ↓ 長屋の耐震改修工事の様子

 
 この女性の大学院生の方とは、その後の懇親会の席でお話する機会があり
実際の体験談を聞くことができました
 こんな著名な先生の方と、築100年の長屋の改修工事に携わることができ
また、木造建築の本髄の姿をまじかにすることができて、幸せな人だなー
とつくづく思います
 うちの息子も、こんなところで学習してもらいたいと真剣に思いました
      ↓懇親会での半田先生

      ↓竹原先生とツーショット

      ↑すいません私は、お酒が入ってすこしほろ酔い気分です
 この懇親会には、県内の様々な設計事務所、工務店、建設会社の方が出席します
「井の中の蛙 大海を知らず」ではありませんが
普段自分が手掛けているお家づくりを改めて再認識するにはもってこいの会
 
 カナデホームはなぜ「長期優良住宅」が標準なのか・・・
なぜ「耐震等級3」のお家しか造らないのか
どうして「Q値=2.1」が標準なのか!!
 
私がお客様にご提案している事が、
しっかりとした技術の裏付けであることの証を得ることができ、
また、自分の考えていることが独りよがりの発想にならないためにも
ありがたい機会です
 このような機会は、昨年受講した「住宅医スクール」からの賜物であり
その後いろいろな出会いから、今回の木造塾に至りました
ちょっと大げさかもしれませんが
「虎穴に入らずんば 虎児を得ず」のたとえのように
自分より上の技術をもった人たちの中に、信念を持って交わる
そして教えを乞う!!!
こんな活動を実行に移したおかげではないかと思います
感謝感謝
では

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