採光計画
こんにちは カナデホームの浅田佳宏です
カナデホームは全棟を長期優良住宅で創りあげています
先日お引渡しをした「K様邸」では
平屋建て特有の、日差しの問題をかなりシビアに考えました
平屋建ての場合、平面的に大きく奥行があるため、南側などの開口部から
得られる日差しには限度があります
トップライトの配置をするうえで、特に明るさが必要な空間を2つに絞りました
何個も数多くつければ良いというわけではありません
適材適所と効率の重視
設置したのは玄関ホールと廊下の角
↓玄関のトップライト アクリル板は照明が入っているかのように↓
見えます
↓玄関ホールとそれに続く廊下↓
写真右奥に見えるのは廊下奥のトップライト
↑撮影時は3月中旬の10時ごろです↑
天気は晴のち曇、快晴ではありませんが、十分な明るさがあります
↑雨の日の採光 雨の日でも明るさが確保できます↑
↑玄関の引き戸を開けると・・・ 雨の日ですがさらに
明るい光が差し込みます↑
↓廊下奥のトップライトを真下から見たところ↓
↓廊下奥のトップライトをトイレ(北側)の前から見たところ↓
左奥に見えるのは21畳のLDKの日差し
↓同じくトイレの前から見たところ 雨の日です↓
工事の過程でも、結露対策や温度上昇の問題をしっかりと考え
問題が発生ししないように十分な検討をしました
↓廊下奥のトップライト↓
セルロースファイバーでしっかりと断熱
熱と湿気対策を施しました
↓木工事で仕上がった廊下奥のトップライト↓
↓ホタテペイントで仕上がったトップライト↓
まだこの段階ではアクリル板は設置していません
トップライトのガラスまで距離が長く圧迫感があると感じ
また柔らかい明りを演出するために、その後
アクリル板を取り付けました↓
洗面室にもこんな工夫を!!!!
洗面室は西側に面していて、3階建てのマンションが建っています
マンションのおかげで、夏の西日対策は結構ありがたいことですが
通常の窓だけではちょっと暗いかもと感じ
天井いっぱいに窓を2か所取付
洗面室特有の湿気の排出にも考慮し、チェーン操作で開閉する
機能の窓にしました↓
↑窓上部の天井付近が、外からの天空光を反射して
洗面室の奥まで明るい反射光を届けています
撮影時刻は午前10時ころ 天気は晴れのち曇り
太陽の方向は東寄り
西側にマンションがあり、直接光が入らなくても
天空光が窓から差し込み洗面室の天井を明るくし
部屋全体を明るくします
曇の日でも効果は抜群
大事なことです