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吉田桂二の木造建築学校 キャリア講師を経て③

こんにちは カナデホーム の家守(家を守る)の浅田佳宏です。
先日の「キャリア講師」のお話の続きです
3月4日
沼津市立第四小学校で「キャリア講師」
3月30日
改正省エネ基準の講習
4月13日
吉田桂二の木造建築学校
 4月13日は市ヶ谷の連合設計さんで「1間間グリットの展開①」
と言う課題で勉強会に参加しました


 木造建築物を学ぶ基本である1間間グリット
1間=1820mm
 この基本的なグリットをもとにお家づくりの基本を学ぶ木造の授業
近年建築を学ぶ学生たちのほとんどはコンピューターによる
図面書きを基本として世に出ていきます
 吉田先生いわく「カチカチやって図面なんか書くなよ!?」
こんな言葉が講義中何回も先生の口から発せられました
 1間間グリットは最近の大空間や可変性のある空間モデルを主として
プランニングをしている建築家、工務店の方々にとっては採用しずらい
工法です
 なんでいまさらそんな授業に参加するの!!浅田さん
なんて声が聞こえてきます
 私は本物のお家づくりを目指しているうちに、わかりやすく言うと
昔ながらのお家づくりは、寿命の長い、メンテナンスを抑えた
家計にやさしいお家づくりであることに気が付きました
 
こんなエピソードがありました
ある解体現場でのこと
 私の会社の近くで、知り合いの方に頼まれた築35年の木造建築物の解体
基礎のコンクリートは布基礎でしたが、根入深さが
(根入深さとは、地盤面より地中部分の深さのことをさします)
通常のお家づくりの深さより、倍近く長かったのです(布基礎の垂直部分のこと)
 解体工事を進めていく過程で、解体工事の社長曰く
「浅田さん、外壁にクラックが1本も入っていない!!
今まで築30年以上の古い木造家屋を解体してきましたが
初めてです(外壁の仕上げはモルタル下地に、リシンの掻き落し仕上げ)
外壁のモルタルを撤去し下地のアラシ貫を見ましたがきれいな間隔で
丁寧に打ちつけられていました・・・」
 
 この当時基礎はまだべた基礎は少なく、ほとんど布基礎での施工
しかもこの現場は布基礎の垂直部分が地中深く、≒1mも深く入り込んで
いました
 地中深く入り込むことで基礎が周りの土の土圧によって固定され
お家のぐらつきが少なくなります(予算はかかりますが)
 最近の現場では、ほとんど合板下地の上にモルタルを塗って仕上げていますが
アラシ貫は地震の際にも粘りがあり、モルタルのクラックを抑制する効果が
実証されています(しっかりと施工してあることが前提です)
 3年前のことですが、この現場の様子を詳しくみて、自分なりに
学習したところ、たどり着いたのが昔ながらの工法
しかも、匠と呼ばれる熟練工によってなされた高度な技術によるお家づくりは
長い年月、メンテナンスを抑えたしっかりしたお家づくりができるという
確信に触れました
 今回の吉田先生の木造建築学校は、そんな原点に帰るともいうべき
私の目標である、「生涯(生ある限り一生)学習」の一貫です
 私は自分の息子にも手書き図面の大切さをしっかりと教えています
       ↓息子が美術の授業の宿題で描いたスケッチ
        鉛筆の手書きです

 木造建築学校では、手書きの大切さをしっかりと教えてくれます
       ↓授業の中でのレシピ 手書き図面です↓



 今回一番驚いたことは・・・・・
 このような学校は通常設計事務所の方が受講生のほとんどですが
出席者24名中、工務店関係者が13名、現役の大学生が2名
中には遠く「福岡県」からきている方もいました
 驚くべし!! 工務店のパワーと意欲!!
みんな不景気なんてどこ吹く風です
では
PS:この学校は2か月に1回の開催ですが、宿題があります
手書きの図面です・・・・・・・・・・・・・

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