カナデホーム

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パッシブデザイン

 無暖房時の室温

 こんにちは カナデホームの浅田佳宏です 
カナデホームは全棟を長期優良住宅で創りあげています

 今月の18日、19日に完成見学会を予定しているY様邸で
お正月休みの間に室温のデータを取って見ました
 期間は1月1日11時から、仕事始めの1月6日の朝8時までです
使用した機械は温度と湿度、露点温度が計測できる優れもの
「データローガ」という機械です ↓

 この機械を外部(外気温測定)と、室内のダイニングキッチン(室温測定)の
計2か所に置きました
 
 なんで?!
 目的は、事前のプランの段階でシュミレーションした室温がしっかりと机上の理論ではなく
現実に近いものになっているか!?
 光熱費削減を高々に歌いそれが実現しなければ、何のためのハイスペック住宅か
わかりません
 
 2020年に義務化される省エネ基準適合は、工務店にとってもハードルの高い技術です
「既存不適格建築物」にならないためにも、今から高いレベルの住宅を造っていく
必要があります

 
 現在の長期優良住宅に必要とされている認定基準の省エネ等級4は
「Q値」という数値であらわされます
 沼津市の地域では「Q値2.7」で認定がおります
2020年に義務化される新しい省エネ基準には、1次エネルギー消費量の計算も含めた
算出が必要で、2.7の数値より厳しくなります
 また新しい基準Ua値+ηA値+1次エネルギー消費量基準で算出することが
義務化されます
 カナデホームが現在標準仕様としている省エネ基準のお家づくりは
現在のQ値で示すと
Q値1.9」です(吹き抜けがある場合はQ値2.1)
 ゼロエネ住宅をたやすく実現する目安としてはQ値1.9は最低条件です
 昨年のパッシブデザイン住宅のセミナーで使用した体験版ソフト
「室温シュミレーター」では、気象庁の三島測候所の気温データを入力し
ざっくりとですが、計画物件の室温をシュミレーションするという講義でした
入力段階で、カナデホームのお家の省エネ基準は
 ↓ 次世代省エネ基準を上回る、ハイスペックな仕様でした ↓

       ハイスペックな環境の数値を入力して得られた
        ↓ 晴れた日の室温のシュミレーショングラフです ↓

 ↑上段の青い線が室温の予想グラフ線です
  最低で≒13~14度ぐらいを示しています
  この条件は、入居後のお家の無暖房の状態を表しています
 今回は入居前の室内環境での測定です
ー今回の条件ー
1)入居前の状態
  室温は入居後≒2度上がります
  それは、冷蔵庫やテレビなどの待機電力や人体からの発熱(≒700W/人) 
  4人家族の場合700x4=2800Wくらいの発熱で6畳用のエアコンの能力に相当
2)窓にはカーテンは無し
 部屋を間仕切るドア、引き戸等も設置されていません
 玄関からリビングに至る間仕切りのドアも今回無しの状態です
 窓にカーテン設置の場合≒0.5~1.0度室温が上昇します
 階段室はリビング階段のため2階とつながっています
3)結果的には、測定時の天候は晴れ時々曇りでした
 朝から晩まで快晴の日の場合、室温が晴れ時々曇りの日の場合より確実に1.0以上高くなります
  *上記条件はパッシブデザインの参考数値です
 今回の測定は1日中快晴という、室温シュミレーション通りの天候ではありませんでしたが
 結果は満足のいく結果でした
      ↓下記は、実測した現地の室温をソフトでグラフ化したものです↓
       青いグラフ線が、温度を示しています

 それぞれの赤〇印と日付は、1日の最低気温を示しています
1月2日~5日までの最低室温の平均値は≒12度です
外気温は2度~11度くらいでした
(1月6日は、室内の測定器を撤去して持ち帰ったので少し気温が下がっています)
平均12度の測定室温(1階ダイニングキッチン)は無暖房で、お引き渡し前のデータ
カーテンも、部屋の建具(ドア、引き戸)もなしで、玄関から直接LDKへオープンな環境
天候は晴れ時々曇り もちろん無暖房
 一方「室温シュミレーション」の設定環境は
お引き渡し後で、天候晴れの無暖房状態をシュミレーションしています
12度+入居後の室温2度上昇=14度
結論!!
 今回ほぼ室温シュミレーション通りの結果である≒14度を達成できたのではないかと
思っています
  現場での高度な技術力と理科的な知識のなせる業
ありがとうございました
 見学会にお越しの皆様にはこの辺を詳しくご説明してみたいと思っていますので
興味のある方は是非お越しください
 

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