冬場_無暖房_(ほとんど暖房稼動無し) アーカイブ
2016年1月の記事です_アーカイブ
こんにちは カナデホームの浅田佳宏です
カナデホームは全棟を長期優良住宅で創りあげています
あけましておめでとうございます
昨年は多くの方にお声掛けいただき、あわただしくかつ充実した年でした
本年もよろしくお願いします
昨年12月中旬にお引渡しをさせて頂いた住まい人
長泉町のU様邸
お引渡し前の約10日間くらい、室温の計測をしました
(11月末から12月10日ころまで)
計測場所は、「外部、リビング、洋室、トイレ」
外部1箇所、室内3箇所です
室温の計測時、建物は全て完成しています
国が2020年に大きな柱としようとしている省エネ制度「ZEH」
実現するためには、設備だけでは達成できません
家の断熱性能、特に外皮(建物本体の性能+開口部(樹脂サッシ)
が大きな柱となります
暖められた空気(冬の場合)が魔法瓶のように機能し
室内のどこへ踏み入っても同じような室温であるためには、気密性能も重要です
外気温です
↑左側の縦軸の青い数字が外気温です 期間最高約16℃ 最低約6℃
次に同期間のリビングの室温です
↑最高約16.8℃ 最低約13.7℃
東側の洋室の室温
↑最高約18.7℃ 最低約13.6℃
最後にトイレの室温(北側の日射の得られない部屋)
↑最高約16.8℃ 最低約13.8℃
今年は暖冬ですが、12月に入るとやはり寒さは感じるようになりました
無暖房状態で最低13.6℃あります
住み始めると、人の体温や家電の待機電力(冷蔵庫、テレビ)などで
おおむね2℃~3℃、室温が上昇します
(カナデホームのお引渡し後の実測値でのお話し)
つまり16℃くらいになるということです
お引渡し後の12月28日、オプション工事でU様邸に伺いました
(よくご依頼いただくのは室内物干しです)
入居後14日間くらいたっています
今後2年間は光熱費と室温を計測していただきたいので
計測器は住まわれてからも設置させて頂いています
↑リビングの床の上 室温17.26℃
↑同じく湿度 58.65%
上記の計測は12月28日、朝8時ころの室温です_無暖房で曇り空
このとき外気温は約4度弱です
住まい人のU様に、入居後14日間の様子をお伺いしました
Q「エアコン暖房は利用されていますか」
A「ほとんど利用していません 朝寝起きに家内がちょっとリビングで利用する
だけです でも ほんの少し(30分もかけないようです)・・・
自分の部屋(ご主人様)は入居後一度も利用していません」
帰宅時エアコンで暖をとっていてくれたご主人さんに奥さんが一言
「エアコン点けていてくれてありがとう」
「おれ 点けてないよ・・・・・・」
「・・・・・・」
高度な省エネ技術
気密性能_室内の家電の待機電力と人の体温で部屋を暖めてしまいます
パッシブデザイン_冬場、室内に差し込む太陽の熱だけで室温があがります
(夏は夏の工夫が随所に・・・_パッシブデザイン)
Q値1.388 パッシブデザインと高度な省エネ技術は
冬場の暖房装置の稼動を極力なくして、省エネに貢献します
ちなみにこの日の3階のリビングの室温
↑19.5℃ 無暖房です
↑この箱で2年間外気温の計測をしていきます
完成見学会の様子

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皆さん一葉に「暖房してるの えっ!?・・・ してないんですか!?・・・ 」