標準仕様の長期優良住宅
「長持ちする良い家づくり」を認定する制度として、国は長期優良住宅法を制定しています。長期優良住宅に認定された家は、減税措置・金利優遇・補助金・高い資産価値など多くのメリットがあります。カナデホームは長期優良住宅に認定できる標準仕様で、資産価値の高い家づくりを行っています。
エコを家に例えるとロングライフにたどり着きます
エコロジー・エコノミー = ロングライフ
国が普及を後押しする施策「長期優良住宅法」・・・・
日本の住宅の平均寿命は30年程、アメリカの45年・イギリスの75年と比べて短いのが特徴です。
国は「長持ちする良い家づくり」を認定する制度として、長期優良住宅法を制定しました。
耐震性能、断熱性能などの要件を満たした新築住宅を認定し、減税措置・金利優遇・補助金などのメリットを与え普及を図っています。また長期優良住宅に認定された家は、今後目まぐるしく変化していく住宅政策において資産価値がしっかりと保てるお墨付きが与えられます。
2020年から断熱性能の義務付けが始まります「認定長期優良住宅」は資産価値が25年~30年でゼロと査定されてしまうリスクを補い貯金として機能していくメリットがあります。
日本に住んでいる皆さんが絶対に知っておくべきコト
カタチあるものはいずれは壊れます。特に日本は家を傷める要因があふれています。地震・台風・多雨・シロアリ奥深く知れば知るほど、不安が生まれ、どこまでやれば良いのか迷ってしまいます。
100%の対策はできないわけではありませんが難しい。日本の研究者の方々は、大地震のたびに現地調査と分析を重ね、地震に強い家づくりの理論化が出来上がってきました。台風・雨漏り・シロアリ・防火についても同じです。現場で理論通りいかないことは、法律や国の基準を参考にしてきましたなかでも、カナデホームが2012年から標準化している「長期優良住宅」の認定基準は参考になります。
カナデホームが2012年から標準化している「長期優良住宅」の認定基準
※耐震性能については当社の技術コラム「耐震」をご覧ください
次の世代まで快適に過ごせる家 1
小さなエネルギー + 健康 = ロングライフ
地球環境に優しい家づくり = 小さなエネルギーで豊かに暮らす
高い断熱性能を持った「次の世代まで快適に過ごせる家」は、将来厳しさを増すであろうエネルギー事情に左右されることなく、光熱費を抑えかつ安定させ、豊かさやゆとりが感じられる、ロングライフを可能にします。
次の世代まで快適に過ごせる家 2
メンテナンス計画の明確化
「次の世代まで快適に過ごせる家」にとって日常的な清掃・点検や、短期・長期の修繕は必要不可欠です。これまでは「外壁が汚れてきたから塗り替えよう」「床の傷みが激しいから交換しよう」など、漠然とメンテナンスをしていました。これからはメンテナンス計画表に沿った正しい修繕の知識が必要であると考えます。その中でもカナデホームは、メンテナンスを極力抑えた素材と工法でのご提案をしています。

長期優良住宅
ロングライフを実現するためのカナデホームの仕様
カナデホームの仕様 1
家づくりにおいて最も重要な基礎工事に重点を置いています
ロングライフを実現するために、基礎の耐用年数は最も重視しなければいけないと想っています。建物の上部構造を長期に渡って支える基礎コンクリート、その強度を表す指標として設計基準強度があります。
- 210kg/cm2 ⇒ 耐用年数55年
- 240kg/cm2 ⇒ 耐用年数65年
- 270kg/cm2 ⇒ 耐用年数80年
カナデホームは270kg/cm2が標準仕様です。
(80年で基礎が壊れてしまうと言う意味ではなく、何らかの維持修繕が必要ですという表現です)
テストピースの採取
鉄筋かぶり厚のチェック
コンクリートの打ち込みタンピング
カナデホームの仕様 2
床は国産の無垢材 メインは厚さ30mmの杉材です
無垢の床材は家の建て替えまで張り替え無しが可能です。断熱強化された「次の世代まで快適に過ごせる家」は、床面の表面温度は高く安定しています。天然の木の家で過ごす事から得られるリラックス効果も有ります。また自然素材からなるワックス掛けのメンテナンスを、定期的に実地することによって、3年~5年後には木の表面が硬化し、木の風合いを楽しむことが出来、且つシミができにくくなる効果が出来上がります。
床材/相生杉30mm
階段材/国産から松 3層パネル・床材/国産から松
※無垢の床材は季節の温湿度変化により乾燥収縮を繰り返します。板と板の間に隙間が空く「すき」や、歩いたとき床がギシギシと音がする「床鳴り」これらは天然素材特有の症状です 温度変化により戻ることもあります。様子を見てください(2~3年)
カナデホームの仕様 3
屋根は国産粘土瓦を標準仕様としています
国産粘土瓦の耐用年数は50年以上あると言われています。瓦の寿命を物語る明確な証しとして、富士市のI様邸(2014年11月)で葺き替えをした屋根瓦は新築当時の物で、約80年以上前のものです 割れや破損は見当たりません。一般的に瓦の葺き替えは、概ね65年~80年位のスパンで行われています。
※オプションでガルバリウム鋼板仕様の屋根材があります
国産粘土瓦(防災仕様型) 「フラットルーフ」が標準仕様です
富士市I様邸(2014年11月)
カナデホームの仕様 4
外壁の仕上げと雨どいの固定金具
カナデホームの仕様 5
自然素材の仕上げ材と調湿する断熱材
仕上げ材に自然素材の北海道産ホタテペイントを使った壁・天井
ホタテペイントの成分はカルシウム(別名:カルシウムペイント)日本古来の漆喰と同じ成分です。下地の壁紙はドイツ産のバージンパルプであるルナファーザー紙効果は調湿作用と、臭いや有害物質の吸着、浄化作用、難燃性能(ホタテペイントは静電気効果で埃を寄せ付けません ビニールクロスのような張替え工事が発生しません)

断熱材は調湿、防音、難燃性効果のある
「JCAデコスドライ」のセルロースファイバー
2020年には新しい省エネ法が施工されます。セルロースファイバー断熱材は地球環境に優しい、リサイクル可能なエコ断熱材光熱費を安定させ、室内及び壁体内の湿気を効率よく排出する機能(調湿)は、カナデホームの家づくりのコンセプト 「次の世代まで快適に過ごせる家」 にしっかりとマッチングした高機能断熱材です。

カナデホームの家について、更に詳しい仕様はお気軽にお問い合わせください
長期優良住宅を取得した場合の特例措置(2014年4月~2021年12月末まで)
|
長期優良住宅の場合 |
一般住宅の場合 |
所得税(ローン減税) |
- 控除期間:10年間
- 控除対象限度額:5,000万円
- 最大控除額:500万円
|
- 控除期間:10年間
- 控除対象限度額:4,000万円
- 最大控除額:400万円
|
所得税(投資型減税) |
標準的な性能強化費用相当額の10%を、その年の所得税額から控除(上限あり)
|
なし |
登録免許税 |
- 1)所属権保存登記:0.1%
- 2)所得権移転登記:0.2%
- 3)抵当権設定登記:0.1%
|
- 1)所属権保存登記:0.15%
- 2)所得権移転登記:0.3%
- 3)抵当権設定登記:0.1%
|
不動産取得税 |
1,300万円控除 |
1,200万円控除 |
固定資産税 |
5年間 税額1/2軽減 |
3年間 税額1/2軽減 |
緑と“ソト”を楽しむ家